米国 Pure Storage 社、FlashBlade の本格出荷開始と最新利用動向を発表

FlashBlade は、非構造化ワークロードにおけるデータの価値を高め、分析、データサイエンス、ビッグデータ、機械学習、ゲノミクス、ライフサイエンス、ゲーム、メディア/エンタテインメントなど、ストレージの高速性と効率性が求められる各分野において、従来型ソリューションでは達成し得ない成果をもたらします

2017年1月25日(米国時間)— 市場をリードする独立系ソリッドステートアレイベンダーである Pure Storage(ピュア・ストレージ)社(本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、NYSE:PSTG)は本日、高性能非構造化ワークロード向けに構築された同社第2番目の製品である FlashBlade を出荷開始した、と発表しました。新製品は、8.8 TB と52 TB の両方のブレード容量および Elasticity 1.2 ソフトウェアを備えています。

現代のエンジニア、科学者、および開発者は、膨大な量のデータに渡って超高速の性能を実現し、シンプルかつ容易にクライアントを接続できる、新しいタイプのストレージプラットフォームを求めています。FlashBlade は、新しいシステムにつきものの複雑性やコストなしにそのプラットフォームを提供します。

FlashBlade は、2016年3月にベータ版の発表が行われ、2016年7月から特定顧客向け直販が開始されており、ビジネスモデル、販売、および製品開発の変革を経験した様々な業界や特定市場で注目を集めてきました。これらはすべて、ミッションクリティカルデータの拡大と分析が要因となっています。本日の発表により、全世界の Pure Storage のすべてのチャネルパートナーによる FlashBlade の幅広い販売が可能になります。

世界経済の日々進化し続けているデジタル化にともない、データが競争力と差別化の中核を占めるようになりました。データから価値を掘り出すために、組織はデータサイエンスの専門家とツールの両方に多額の投資を始めています。こうして、リアルタイム/ビッグデータ分析、ゲノム配列解析、プロスポーツの高度な分析、金融分析、石油/ガス探査、大規模オンラインゲームプラットフォームなどの分野でデータ集約的ストレージワークロードが急増しており、これらの各分野で、新しく、常に拡大し続けるストレージ要件が生まれています。

IDC のストレージ・リサーチディレクターである Eric Burgener 氏は次のように述べています。「IT 組織は、収益の増加、顧客サービスの向上、新たな市場の開拓、より効果的なビジネス判断を下すために、ビッグデータ分析の活用に着目しています。ビッグデータ分析のために要する作業量は、従来のストレージ構造では対応できません。2016年最初の収益は、このような環境向けに設計された新しいオールフラッシュ・アレイ・プラットホーム型ビッグデータ・フラッシュによって実現しました。ビッグデータ・フラッシュ・プラットフォームは、フラッシュ性能と確実性を実現しつつ、高度な同時性で非常に大きな非構造化データセットを取り扱うために最適化されています。IDC が2020年までに10億5000万ドルの利益をもたらすと予測しているように、Pure Storage の FlashBlade はすでに複数の異なる産業で展開しており、高収益をもたらしている市場を最初に切り開いた製品の一つとなっているのです」

ビッグデータが「ビッグ+ファスト」データに変化する中で、企業や組織は従来のバッチモードでの履歴データ分析から、リアルタイムの反復的分析への移行を加速しており、特に Apache Spark や類似技術の採用がその流れを顕著にしています。最新の分析学とスケーラブルな高性能ファイル/オブジェクトストレージの組み合わせが、革新の道のりの迅速化、顧客と見込み客に対するリアルタイムのリーチ、および情報に基づく意思決定の推進のための基礎的な構成要素になっています。データがなければ、組織は資金、生産性、および競争優位性を失うリスクを負うことになります。

FlashBlade は、すべての業界のお客様が大規模データを活用してビジネスを成功させるために貢献します。FlashBlade は、単に急速な拡大を示す非構造化データ向けに最適化されているだけでなく、組織がそのデータで革新を行う方法を大幅に変化させるように設計されています」と、Pure Storage の CEO である Scott Dietzen(スコット・ディーゼン)は語っています。「ベータ版および直販のお客様の素晴らしい導入実績を通して、エンジニアリングやクリエイティブ分野のワークロードを変貌させるだけでなく、医療、科学、およびセキュリティの分野で実現可能なことを書き換える FlashBlade の潜在能力が示されました」

Pure Storage の アジア太平洋地域および日本担当副社長 Michael Alp (マイケル・アルプ) は次のように述べています。「日本企業は、運営コストを抑えつつ、日々革新し、競争に勝ち続けるため、IoT やビッグデータ、AI において、急速かつ積極的な導入の取組みを行っています。高性能で大容量なストレージは、大容量の構造・非構造データを管理および活用するために不可欠です。FlashBlade は、このような新たな取り組みを可能にするための入り口となり、革新的な日本の大企業との提携を待望しています」

ゲノミクスによる個人別医療の向上

ゲノミクスの研究室や研究施設は、FlashBlade を使って2次分析ワークフローを実施し、ゲノムの塩基配列を決定するとともに、フィルタ、再アセンブリ、および読み値のアライメントを行って塩基配列を構築できます。また、FlashBlade はデータからベースペアへの変換およびクオリティスコアの計算も実現し、組織が生のゲノムデータを変換できるようにします。

カリフォルニア大学バークレー校の EECS(Electrical Engineering and Computer Science)学部で取り組まれている ADAM ビッグデータ・ゲノム・プロジェクトでは、学術研究から臨床に転換可能な医療機器と技術を構築しています。研究者や大学院生は大量のデータセットを操作してデータ内の相関関係の作成を試みますが、それには視覚化が必要となります。FlashBlade は、データが立体的に見られるので、データ集約の視覚化が困難な状況でも性能と速度を提供します。

調査が完了し、相関関係が確立されると、医療のプロがそれらのパターンや調査結果を使用して臨床診断をリアルタイムで調整することができます。これによって、患者は遺伝的体質に基づく個人別ケアを用いた重要な救命治療を即座に受けることができます。

カリフォルニア大学バークレー校の計算生物学教授 Anthony D. Joseph 氏は次のように述べています。「研究者がパターンや相互作用を視覚化しようとすると、ストレージシステムに大きな負荷がかかります。視覚化は本質的に、スムーズな動作が不可能に近いほど多くのデータを動作させる必要があます。FlashBlade は研究者に対するその障害を取り除き、本校の研究結果がこれまでにないほど迅速に公衆衛生にプラスの影響を与えるようになりました。医者が患者の遺伝的体質に基づいてどの治療法を処方すべきか正確に知ることができれば、患者の回復が早まります」

チャンピオンシップ参加チームの競争力強化

映画「マネーボール」が示したように、分析学はプロスポーツに深い影響を与え、その後のメジャーリーグスポーツ全体に分析主導の意思決定というトレンドを生みだしました。野球、フットボール、ホッケー、バスケットボール、モータースポーツなどを含む様々なプロスポーツに渡って、スポーツ分析学と高度な統計学はプロスポーツ選手の間で最も重要なトレンドになっています。状況分析や競技のクオリティから選手のビデオの分解写真まで、プロスポーツの人気選手と組織によって生成され使用されるデータは過去10年に渡り指数関数的に増加してきました。そしてその多くは人とシステムの決定に直接影響を与えています。

FlashBlade は、リアルタイムセンサーデータ、プレイヤービデオ、拡張的統計データベース管理などの高性能ワークロードに最適です。管理が容易で、コンパクトな 4Uフォームファクタに実装された FlashBlade は、忙しい移動スケジュールと広範な設備を抱えた組織向けに、オンプレミスに対するモバイルの選択肢を提供します。

メルセデス AMG ペトロナスモータースポーツ F1 チームは、レースごとにアレイをコース脇に搬入しており、それが小型のモバイルデータセンターとして機能し、各車両の全体に配置された 250 近いセンサーからのリアルタイムデータを蓄積および処理しています。

「F1 は、本質的にモバイル体験です。車両、人員、ホスピタリティ設備、完全な IT インフラなど、すべてのものが我々と一緒に開催都市間を移動し、そのなかにはストレージも含まれます」と、メルセデス AMG ペトロナスモータースポーツの IT 責任者である Matt Harris 氏は語っています。「我々がストレージに求める性能レベルは、車に求める性能レベルに比例します。競争優位に立つためには、最速であることが必要です。FlashBlade は、そのチャンピオンシップでの競争力強化に役立つリアルタイム分析プラットフォームを動作させるために必要な、高性能インフラを提供してくれます」

データを通した環境への影響の軽減

コンピュータがより強力になるに連れて、地球のデータをより高い分解能で分析できるようになっています。これによって、科学者は石油の埋蔵地点を正確に指摘し、最も侵襲性の低い最適な採掘ポイントを特定し、環境への漏出や危険の潜在的可能性について重要なコンピュータ分析が可能になりました。

石油/ガス企業は、石油の採掘プロジェクトを開始する前に、膨大な地図ライブラリを所有しているエンジニアリング企業と契約します。それらの企業は、提案されたプロジェクトの位置を石油/ガス企業の代わりに分析し、計画されている掘削、侵入、または採掘が、地下に存在する資源を詳細に理解した上で行われることを保証します。これらの企業にとっての課題は、そのデータを可能な限り迅速かつ効率的に顧客に提供し、プロジェクトを進行させることです。

Pure Storage の FlashBlade 担当副社長である Par Botes (パー・ボッツ) は次のように述べています。「掘削とモデル化は、複雑な物理学の分野です。これらのプロジェクトを指揮し設計する科学者は、非常に専門性が高く、多忙です。彼らがコンピュータに費やす時間が短いほど、組織は短期間で利益を得ることができます。当社にとって、高速かつ徹底的な地球データの分析による影響は、顧客への迅速な提供に留まらず、彼らのプロジェクトが地球とそこに暮らすすべてが安全になることを意味します」

オールフラッシュ・インフラストラクチャーによる金融機関のバンキング強化

SaaS およびクラウドプロバイダーにとって、オールフラッシュ・インフラストラクチャーは、市場に出るまでのリードタイムの短縮、サービスレベル契約の強化、および新しい顧客機会の開拓という面で重要な差別化ポイントになります。特に金融サービスでは、性能と信頼性が最も重要な要件です。

今日、多くの金融機関は依然として旧式のレガシーインフラストラクチャーを使用しています。金融機関向けクラウドベースソフトウェアのプロバイダーである CUProdigy は、デスクトップ、サーバ、電子メール、ファイル共有から、ミッションクリティカルなバンキングシステム自体まで、金融機関がすべての業務をクラウド内で実行することにより近代化を実現できる Software-as-a-Service プラットフォームを提供しています。

そうした移行の利点を最大化するためには、CUProdigy にとって自社のインフラストラクチャーとツールが徹底して最新であることが重要でした。さらに、特定タイプのワークロード用にストレージシステムを再構成または専用に割り当てる必要なしに、高度な混合ワークロードをサポートできるソリューションが必要でした。そこで FlashBlade の出番です。

「SaaS プロバイダーとしての当社の収益は規模に比例して増大しますが、運用経費も同様に増大します。顧客の主要なサービスレベル契約を満たすために必要な性能と信頼性を提供するだけでなく、当社の環境のニーズ増大に応じて大幅なコスト増なしに効率的に拡大可能なソリューションが必要でした」と、CUProdigy の CTO である Xerex Bueno 氏は述べています。「オールフラッシュ・インフラストラクチャーへの移行を決定したことで、データセンターの設置面積が大幅に削減されました。FlashBlade によって、データセンターのフロア・タイル当り収容可能な顧客情報の密度と量は過去最高のものになったと確信しています。そして、これらの大幅な効率向上の結果として、当社の業績が向上し、現在のお客様により良いサービスが提供できております」

FlashBlade 詳細情報

FlashBlade は、従来のハイブリッドアレイと同等の経済性で数ペタバイト規模のデータセットにオールフラッシュの性能を提供する、弾力的なスケールアウトシステムです。高い並行性、広帯域幅、高 IOPS、および一貫した低レイテンシに最適化され、小型の 4Uフォームファクタに実装された FlashBlade は、今日の高性能アプリケーションによって発生する最も大変な作業負担に対応する機能を備えています。FlashBlade は東芝製のNANDフラッシュメモリを採用するとともに、次世代 SSD インタフェース規格であるNVMe対応を実現しています。また、設置、配備、操作が容易で、お客様は短期間で有意義なデータ分析を開始することが可能です。Pure Storage FlashBlade と Pure Storage FlashArray の組み合わせは、組織がオールフラッシュクラウドを構築し、自社のデータから優位性を獲得するための完全なプラットフォームを形成します。

Pure Storage の FlashBlade 担当バイスプレジデントである Par Botes(パー・ボッツ)は次のように述べています。「3月のベータ版提供開始から、7月の直販を経て、予定通り第4四半期に完成するまで、極めて厳しいスケジュールの中、FlashBlade を出荷するために尽力したエンジニアリングチームを非常に誇りに思います。今後も引き続きお客様と協力し、FlashBlade を使ってビジネスを加速し世界を変えていく姿から新たな着想を得て、さらなる進化を続けたいと思います。FlashBlade による革新の道のりは始まったばかりで、先はまだ長く、待ち受ける課題に取り組むのを楽しみにしています」

Trace3 の社長である Chad Cardenas 氏は次のように述べています。「FlashBlade は長らく革新から遠ざかっていたスケールアウト・ファイル・ストレージ市場を復活させました。お客様は、シンプルかつ高性能な作業が可能なスケールアウトシステムを必要としているなか、FlashBlade を通して新たなストレージの道を切り開くPure Storage と提携できることを誇りに思っています」

組織が革新を加速する上で FlashBlade がどのように役立つかの詳細や顧客事例、使用例については、2017年6月12~14日にアメリカのサンフランシスコで開催される Pure//Accelerate までの期間に渡って当社のブログに連載される記事をご覧ください。

 

Pure Storage について

Pure Storage(NYSE:PSTG)は、企業活動の限界を広げるお手伝いをしています。オールフラッシュベースのテクノロジーと、顧客中心のビジネスモデルの組み合わせによって、使いやすく、効率的で、いつまでも新しさを失わないスマートストレージを提供し、ビジネスとIT変革を促進します。Pure Storage は、構造化ワークフロー向けに最適化された「FlashArray//m」と、非構造化データに最適な「FlashBlade」という、2種類の主力製品を提供しています。83.5 という業界トップクラスの Satmetrix 認定済み NPS(ネットプロモータースコア)を誇る Pure Storage 製品のお客様は、世界をリードする、常に進化し続けている様々な業界のあらゆる規模の組織が含まれています。

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アナリストの評価:

Gartnerマジッククアドラント:ソリッドステートアレイ

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