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DMM.com が、ストレージを仮想マシン単位で管理できる VVols 環境に FlashArray を採用

仮想基盤の管理負荷を削減し、多様なサービスの迅速な展開に寄与

2020 年 12 月 17 日

マルチクラウドの世界でストレージ・アズ・ア・サービスを提供するITのパイオニアであるPure Storage, Inc.の日本法人であるピュア・ストレージ・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 田中 良幸、以下 ピュア・ストレージ)は、合同会社DMM.com(以下、DMM.com)が導入したVVols(VMware vSphere Virtual Volumes)環境に、ピュア・ストレージのオールフラッシュストレージFlashArrayが採用されたと発表しました。

FlashArrayを用いてVVolsの環境を構築したことで、仮想マシン単位でのQoSの実現や他の仮想マシンの負荷に影響されない環境の実現などの効果で、仮想マシンのストレージ管理の負荷が大幅に削減しました。さらに圧縮、重複排除機能による従来の7倍以上のデータ削減により、データの効率的な利用が可能となり、管理負荷の削減に結びついています。

DMM.comは、デジタルコンテンツ配信事業や通信販売事業、オンラインレンタル事業やインターネット接続事業、さらにはオンライン英会話事業、モノづくり支援事業、太陽光発電事業など分野を問わず多岐にわたる事業を展開しています。多種多様なサービスを展開するため、ITインフラに求められる要件も様々です。また事業の変化に合わせて、柔軟かつ迅速な対応が求められていました。旧来のシステムはオンプレミス中心のインフラ構築で柔軟性に欠けており、そのようなアプリケーションのモダナイズ化が課題となっていました。

そこでDMM.comは、多様な要件に柔軟かつ迅速に対応するため、ITインフラ全体をオンプレミスの仮想基盤とパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッド構成で、最適化することになりました。DDM.comの既存のオンプレミスにある自社サービス向け仮想基盤は、多くのサービス事業の基盤として利用されています。約200台のハイパーバイザーが稼動し物理容量で400テラバイトを超えるストレージを運用しています。この仮想基盤で動いている仮想マシンの数は5,000以上で、リレーショナルデータベース、RedisNoSQLDockerによるコンテナもこの環境で稼動しています。

さらに仮想環境で多様なアプリケーションや機能を利用できるよう柔軟性を高めるために、ストレージについても仮想マシン単位での管理や可視化の実現、より高い性能要求に応える高性能なストレージを検討していました。そして仮想マシン単位でストレージを運用できるVVolsを、201912月にPure Storage FlashArrayと組み合わせて導入することを決定しました。

選定ポイント

DMM.comFlashArrayを開発用途で導入しており、その高い性能を評価していました。またグローバル市場でVVolsの実績があり、導入にあたってはコスト効率の高い点も高く評価されました。

導入効果

20202月から本番環境で利用を開始しましたが、VVols環境の導入に関してストレージ設計など技術的な困難はなく、非常に簡単に稼働できました。ストレージ管理が仮想マシン単位でできるため、管理作業負荷が大きく削減されました。またFlashArrayはレイテンシーもほぼなく、安定して稼働しており、稼働開始から半年以上経過していますがトラブルは発生していません。さらに圧縮、重複排除により、実環境の7倍以上にデータが削減されました。削減率も高く、コスト効率も高く、主要用途のストレージとしてDMM.comのインフラを支えています。

DMM.comは、将来的にパブリッククラウドの利用増加にあたり、オンプレミス環境とのシームレスな連携が不可欠であり、パブリッククラウドとのシームレスな連携にはVVolsが有効と考えています。ピュア・ストレージを活用して実現したVVols環境であれば、より仮想マシンが一般的に利用できるためポータビリティ性が高まります。今後、DMM.comはそのポータビリティ性の高さを活用する方法を検討していく予定です。ピュア・ストレージはFlashArrayを使ったVVolsの国内利用の拡大に一層貢献していきます。

 

ピュア・ストレージについて

ピュア・ストレージ(NYSE:PSTG)は、技術者の負荷削減に寄与します。ピュアが提供する「モダン・データ・エクスペリエンス」は、真の「サービスとしてのストレージ(STaaS:Storage-as-a-Service)」モデルによって、複数のクラウド間でシームレスな自動化運用を実現します。急速な成長を遂げているエンタープライズ IT 企業の 1 つとして、企業がデータを強みに変えるためのソリューションを提供しています。ピュア・ストレージのソリューションにより、企業はデータをより有効に利用できるだけでなく、インフラ基盤の複雑性を解消し、管理コストを削減することができます。ピュア・ストレージは、NPS 顧客満足度調査において B2B 企業の上位 1% に値する高評価を受賞しました。

Pure Storage、「P」のロゴマーク、FlashArray は、Pure Storage, Inc. の登録商標です。このプレスリリースのすべての商標または名称は、それぞれの所有者に帰属します。

アナリストの評価

Gartnerマジック・クアドラント「プライマリ・ストレージ」部門のリーダー(2020 年)

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本件に関するお問い合わせ

このプレスリリースに関するお問い合せは下記にて承っております。

ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 マーケティング・マネージャー 吉留
pr-japan@purestorage.com 
TEL: (03) 4563-7443

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ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社

〒100-0014 東京都千代田区永田町 2 丁目 10-3 東急キャピトルタワー 12 階

 

一般: info-japan@purestorage.com

メディア: pr-japan@purestorage.com

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