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北海道国立大学機構、ピュア・ストレージのプラットフォームでオープンアクセスを推進

省電力・省スペース、高性能かつ大容量のソリューションにより、サイバー・レジリエンスを強化した基盤を構築
北海道国立大学機構、ピュア・ストレージのプラットフォームでオープンアクセスを推進

2025 年 11 月 27 日

世界で最も先進的なデータ・ストレージ・テクノロジーとサービスを提供する IT のパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE: PSTG)の日本法人であるピュア・ストレージ・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表執行役員社長 五十嵐 光喜、以下「ピュア・ストレージ」)は本日、北海道国立大学機構がピュア・ストレージのプラットフォームを導入したことを発表しました。これにより、従来は各研究室で管理され、サイロ化していた研究データを統合・共有するためのプライベート・クラウドを支える高性能、高信頼性、大容量の統合ストレージ基盤が構築されました。

お客さまの課題

小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学が経営統合して2022年4月に発足した北海道国立大学機構では、オープンアクセス方針の推進に伴い、研究データの統合管理が重要な課題となっていました。そこで、各研究室で個別に管理しているデータを集約し、安全に保管・活用する方法について、北見工業大学の升井洋志教授が中心となり抜本的な改革に着手しました。

近年、研究データの定義が大きく変化し、論文に使用する数値データだけでなく、AI のための学習データ、実地で撮影した動画データ、仮想マシンのインスタンス全体なども含まれるようになり、データ量は急激に増大しています。従来は各大学で 200 TB(テラバイト)程度のデータを管理していたのに対し、今回の増強には数 PB(ペタバイト)規模の統合ストレージが必要となっていました。

加えて、事業継続性に優れ、スナップショットなどのデータ復旧機能を搭載し、省電力・省スペースを可能にする高性能なオールフラッシュ・ストレージ基盤が求められていました。そこで、検討・検証・入札の結果、ピュア・ストレージのプラットフォームの採用が決定しました。

お客さまにおける成果

ピュア・ストレージのプラットフォームへの移行により、次のようなメリットがもたらされました。

  • 2 PB 規模の物理容量を確保し、三大学の膨大なデータを統合:GPU サーバーを用いて大規模な解析を行う際には、一時的に大容量のストレージ領域が必要になるケースがあります。2 PB 規模の物理容量を確保することで、余裕のあるストレージ基盤を構築し、柔軟な運用が可能になりました。
  • アラートを最小限に抑えた安定稼働:ストレージの安定稼働は、研究者にとって大きな安心につながります。プライベート・クラウドを通じてデータ共有サービスを提供しているため、一般のクラウド・ストレージと同様の使いやすさを実現しつつ、データは必ず学内のストレージにあるという安全性と安心感を提供できます。
  • クラウド・サービスを支える高性能、高信頼性、大容量のデータ共有サービスを実現:三大学協働のさらなる推進に向けて、いっそう効率的で効果的な IT 基盤の構築が期待されるなか、ピュア・ストレージのプラットフォームを中核とする大容量ストレージ基盤は、研究データの管理とオープンアクセスの加速化を支える重要な基盤として価値を提供しています。

エグゼクティブの声

「三大学に分散し、増大していた重要な研究データを統合するにあたり、高性能かつ大容量で、データ・レジリエンスと省エネルギー能力を兼ね備えたシンプルなシステムが必要でした。ピュア・ストレージのプラットフォームを導入したことで、今後データ量が増加したり業務内容が変化したりしても、研究者がプロジェクトを中断することなく遂行できる環境が確立されました」

北見工業大学 学長補佐 情報処理センター長・AI コモンズ長 教授 博士
升井 洋志氏

「北海道国立大学機構の研究者および学生の皆さまをピュア・ストレージがサポートできることをうれしく思います。データは研究プロジェクトの要である一方で、さまざまな形態でサイロ化した環境に散在していると、有意義な研究成果の創出の妨げとなるおそれがあります。データ・サイロが解消し、大学の垣根を越えた研究における自由なデータ活用が可能になった同大学機構の、今後の研究成果に大いに期待しています」
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 代表執行役員社長 五十嵐 光喜

ピュア・ストレージについて

ピュア・ストレージ(NYSE:PSTG)は、規模を問わずあらゆるデータを保存・管理・保護する、最先端のデータ・ストレージ・プラットフォームを提供しています。ピュア・ストレージは、究極のシンプルさと柔軟性により、お客さまにおける時間、コスト、エネルギーの節約を可能にします。さらに、AI からアーカイブまで、ユースケースを問わず、オンプレミス、クラウド、ホステッドを含む複合環境を単一の統合型ストレージ・アズ・ア・サービス(STaaS)プラットフォームでサポートし、一貫性のあるクラウドライクなエクスペリエンスを提供します。ピュア・ストレージのプラットフォームは、お客さまのニーズの変化にあわせて進化する Evergreen アーキテクチャを基盤としており、計画的ダウンタイム「ゼロ」を保証し、常に最新のイノベーションを提供します。ピュア・ストレージのお客さまは、容量と処理能力の拡張と同時に、CO2 排出量とエネルギー消費量の大幅な削減を実現しています。ピュア・ストレージは、お客さまに愛される企業であることを自負しており、このことは、NPS 顧客満足度調査における業界トップ企業の 1 社としての長年の高評価にも表れています。ピュア・ストレージについて詳しくは、こちらをご覧ください。

Pure Storage、「P」のロゴは、米国およびその他の国における Pure Storage, Inc. の商標または登録商標です。また、purestorage.com/trademarks に掲載されているピュア・ストレージの商標リストにあるマークは、Pure Storage, Inc. の登録商標です。このプレスリリースの全ての商標または名称は、それぞれの権利者に帰属します。

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