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オリンパス、コンテナベースの大規模 AI 開発プラットフォームにピュア・ストレージを導入

Pure Service Orchestrator™ でコンテナの俊敏性に対応
オリンパス、大規模 AI プラットフォームにピュア・ストレージを導入

2021 年 9 月 1 日

マルチクラウドの世界でストレージ・アズ・ア・サービスを提供する IT のパイオニアである Pure Storage, Inc. の日本法人であるピュア・ストレージ・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 田中 良幸、以下 ピュア・ストレージ)は、オリンパス株式会社(以下、オリンパス)のコンテナベースのAI開発基盤に「AIRI」が導入され、AI開発の迅速な提供に貢献していることを明らかにしました。

AIRI は、NVIDIA の DGX-1 とピュア・ストレージの FlashBlade を組み合わせたAI用途向けレファランス・アーキテクチャです。AIRI と Red Hat OpenShift を組み合わせたコンテナベースの大規模なAI開発基盤により、開発者が必要な環境を迅速に切り出せるようになりました。安定した AI 環境がもたらされ、処理性能も十分に確保されました。また、「Pure Service Orchestrator」を活用して、コンテナの柔軟で迅速なデリバリに追随できる効率的なストレージ環境を実現しました。

レンズやカメラなど光学機器メーカーとして業界をリードしてきたオリンパスは、現在世界シェア 70% を誇る消化器内視鏡や外科内視鏡製品を提供する内視鏡事業をはじめ、外科用デバイスや処置具等を提供する治療機器事業、生物用・工業用顕微鏡、工業用内視鏡等を提供する科学事業の 3 事業を展開しています。同社では、顧客価値向上のため、幅広い AI 活用をしていく方針を打ち出しています。この方針から、ソフトウェア戦略グループは、AI 開発における研究開発の効率化や競争力強化を目的に、AI 開発環境の整備に取り組んでいます。

オリンパスでは、大量の画像データを保管するインフラと GPU リソースを効率よく開発者に提供する仕組みが課題となっていました。

また、オリンパスでは従来、ソフトウェア開発のため仮想化サーバー基盤を利用していました。それに加え、開発環境の提供をより迅速化しリソースを有効活用するため、Red Hat OpenShift のコンテナ環境を採用しましたが、コンテナの迅速性にストレージが追随できていないことが課題となりました。

選定ポイント

FlashBlade を搭載した AIRI はペタバイトクラスの拡張性があり、画像データなどの大容量データが扱いやすいと考えられました。また AIRI は OpenShift で管理可能な点や、一体化した製品として提供される高い安定性が評価され、同社の新たな AI 開発環境として採用されました。

導入効果

オリンパスは AIRI 導入時、ストレージ管理部分には、コンテナ環境でオンデマンドなストレージ提供を可能にする Pure Service Orchestrator を採用しました。ピュアのプロアクティブなサポートにより、AI開発環境の共通化とリソースのさらなる効率的な利用が可能となる、コンテナベースの AI 開発基盤が実現しました。これにより、AI開発環境のデリバリ速度が上がり、開発者がセルフサービスで、AI 開発環境を即時に切り出すことが可能になりました。また、FlashBlade のトラブルの少なさ、バージョンアップに伴う停止が発生しない Evergreen Storage も大きなメリットとして挙げられています。開発者は、AI 開発環境のリソース管理などを考える必要がなくなり、本来取り組むべき機械学習モデルの構築に注力できるようになっています。

さらに、Red Hat OpenShift と AIRI の組み合わせにより MLOps も可能となり、機械学習モデルの継続的な改善も期待されます。

オリンパスでは、AI 開発で扱うデータ量が確実に増えています。また医療分野に注力していくオリンパスは、今後も AI を活用していきます。

ピュア・ストレージについて

ピュア・ストレージの(NYSE:PSTG)は、データ・ストレージをいつまでもシンプルにします。ピュア・ストレージが提供するクラウド・エクスペリエンスは、あらゆる組織におけるデータの可能性の最大化および、インフラ基盤の複雑さの解消、管理コストの低減を可能にします。真の「サービスとしてのストレージ(Storage as-a-Service)」を提供するというピュア・ストレージの取り組みにより、お客さまは、従来型ワークロード、モダン・アプリケーション、コンテナなど、さまざまなデータニーズの変化に迅速かつ大規模に対応できます。ピュア・ストレージは、お客さまにおける炭素排出量およびエネルギー消費量の削減を可能にする製品やソリューションの設計をはじめとする環境保全活動を通じて、世界中のデータセンターにおける炭素排出量削減に大きく貢献しています。ピュア・ストレージは、NPS 顧客満足度調査において B2B 企業の上位 1% に入る高評価を受けています。ピュア・ストレージについて詳しくは、こちらをご覧ください。

Pure Storage、「P」ロゴは、米国およびその他の国における Pure Storage, Inc. の商標または登録商標です。また、https://www.purestorage.com/legal/productenduserinfo.html に掲載されているピュア・ストレージの商標リストにあるマークは、Pure Storage, Inc. の登録商標です。このプレスリリースの全ての商標または名称は、それぞれの権利者に帰属します。

本件に関するお問い合わせ
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社
マーケティングマネージャー 吉留
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