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Portworx PX-Backup 最新版を発表、Kubernetes 上で動作するステートフルなアプリケーションのクロスクラウドでのデータ保護・移行を実現

Kubernetes 上でステートフルなアプリケーションを運用する際の最大の課題が 「データ・モビリティ」と「データ保護」であることが最新の調査で明らかに
Portworx PX-Backup 最新版を発表

2021 年 10 月 28 日

マルチクラウドの世界でストレージ・アズ・ア・サービスを提供する IT のパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE: PSTG)は、Portworx® PX-Backup 2.1 のリリースを発表しました。Portworx は、モダン・アプリケーションのためのアプリケーションおよびデータ保護プラットフォームとして市場をリードする、包括的な Kubernetes データ・サービス・プラットフォームです。ピュア・ストレージはまた、Kubernetes 上でステートフルなアプリケーションを実行する際のエンドユーザーの視点を調査したデータも発表しました。

PX-Backup は、今回の機能強化により、Kubernetes 上で動作するアプリケーションに対して、オンプレミス、クラウドを問わず、包括的なデータ保護、マルチクラウドのモビリティ、コンプライアンスの向上を実現します。主な強化内容は次のとおりです。

  • クラウド間のアプリケーションのポータビリティ:PX-Backup は、あらゆるクラウドおよびオンプレミスのデータセンター間のアプリケーションのポータビリティを実現します。最新バージョンでは、任意のクラウドやデータセンターで稼働する Kubernetes アプリケーションをバックアップし、他のクラウドやデータセンターにリストアすることができます。
  • バックアップの「3-2-1 ルール」によるコンプライアンスの向上、あらゆるストレージに対応:バックアップの 3-2-1 ルールは、データ保護の業界標準であり、さまざまな障害シナリオからのリカバリを保証するためのルールです。最新版では、PX-Backup が CSI スナップショットからオブジェクト・ストレージへのバックアップをオフロードできるようになりました。Portworx PX-Store、CSI 準拠のストレージ・サービス、クラウドベースのストレージ上で Kubernetes アプリケーションを実行している場合、PX-Backup を使用することで、ディスクとオブジェクト・ストレージの両方で 3 つのデータコピー(本番環境、スナップショット、バックアップ)を保持します。これにより、データをオフサイト(任意のクラウド)に保存する柔軟性が得られ、3-2-1 ベースのバックアップ・プログラムの要件を満たします。
  • ファイル共有に対応したリカバリ機能の拡充:ブロックベースのワークロードをバックアップする既存の機能に加え、FlashBlade、Portworx のプロキシ・ボリューム、NFS サーバーからファイル共有としてプロビジョニングされた RWX(Read-Write-Many)永続ボリューム上で動作するアプリケーションのバックアップとリカバリが可能になりました。
  • PX-Secure による保護機能の強化:PX-Backup のユーザーは、Portworx PX-Secure で提供される役割ベースのアクセス制御と暗号化サービスの両方を利用できるようになります。モダン・アプリケーションのためのセキュリティが強化され、管理負荷を削減できます。

エンドユーザー調査:ステートフルなアプリケーションを Kubernetes 上で実行する際の課題

多くの企業がアプリケーションとインフラのモダナイズに取り組んでおり、その取り組みの中で、Kubernetes はビジネスの俊敏性と耐障害性を促進するための重要な役割を担っています。米国および英国の IT 担当者 500 名を対象に実施したエンドユーザー調査によれば、回答者の半数以上が、ステートフルなアプリケーションを Kubernetes 上で構築・展開することを決定した最大の要因として、俊敏性の向上(58%)と耐障害性の向上(52%)を挙げています。主な調査結果は次のとおりです。

  • 企業のボトムライン(最終収益)への影響:ステートフルなアプリケーションを Kubernetes 上で実行することで、迅速なアプリケーションの開発(54%)およびスケーリング(55%)が可能になり、開発工程がより効率的になる(55%)。
  • バックアップ/リストアの重要性:Kubernetes 上でステートフルなアプリケーションを動作させる際に最も重要な要件は、バックアップとリストア(55%)、データのモビリティと容量管理(49%)、高可用性(48%)である。
  • データのモビリティと保護が課題:ステートフルなアプリケーションを Kubernetes 上で実行する際の要件のうち、解決が最も困難な要件はデータモビリティ(29%)であり、運用上の最大の課題はデータ保護(46%)である。
  • ステートフルなワークロードの増加:回答者の大多数(87%)が、今後 12 か月の間にステートフルなワークロードが増加すると予測。一方で、変わらない(9%)、減少する(4%)とした回答は僅か。

ピュア・ストレージのクラウド・ネイティブ事業部門 VP 兼ゼネラル・マネージャーのムルリ・ティルマレ(Murli Thirumale)は、次のように述べています。

「今回の調査結果は、ミッションクリティカルな Kubernetes アプリケーションに対する包括的なデータ保護とコンプライアンス戦略の緊急性を裏付けるものです。PX-Backup の機能強化により、モダンかつ分散型の Kubernetes インフラを効果的に運用管理・保護するための、ベンダー非依存のソリューションをグローバルなお客様に提供できることをうれしく思います。」

Pure Storage クラウド・ネイティブ事業部門 VP 兼ゼネラル・マネージャー
ムルリ・ティルマレ(Murli Thirumale)

PX-Backup 2.1 の一般提供の開始は、2021 年 11 月を予定しています。PX-Backup に関する詳しい情報および調査レポートの全文は、次のリンクからアクセスできます。

ピュア・ストレージについて

ピュア・ストレージの(NYSE:PSTG)は、データ・ストレージをいつまでもシンプルにします。ピュア・ストレージが提供するクラウド・エクスペリエンスは、あらゆる組織におけるデータの可能性の最大化および、インフラ基盤の複雑さの解消、管理コストの低減を可能にします。真の「サービスとしてのストレージ(Storage as-a-Service)」を提供するというピュア・ストレージの取り組みにより、お客さまは、従来型ワークロード、モダン・アプリケーション、コンテナなど、さまざまなデータニーズの変化に迅速かつ大規模に対応できます。ピュア・ストレージは、お客さまにおける炭素排出量およびエネルギー消費量の削減を可能にする製品やソリューションの設計をはじめとする環境保全活動を通じて、世界中のデータセンターにおける炭素排出量削減に大きく貢献しています。ピュア・ストレージは、NPS 顧客満足度調査において B2B 企業の上位 1% に入る高評価を受けています。ピュア・ストレージについて詳しくは、こちらをご覧ください。

Pure Storage、「P」ロゴは、米国およびその他の国における Pure Storage, Inc. の商標または登録商標です。また、https://www.purestorage.com/legal/productenduserinfo.html に掲載されているピュア・ストレージの商標リストにあるマークは、Pure Storage, Inc. の登録商標です。このプレスリリースの全ての商標または名称は、それぞれの権利者に帰属します。

Portworx について

Portworx, ピュア・ストレージが 2020 年 10 月に買収した Portworx が提供する Kubernetes のための包括的なデータ・サービス・プラットフォームは、ミッションクリティカルなデータ・サービスをコンテナで運用する多くのエンタープライズ企業に利用されています。Portworx は、オンプレミスやクラウド上で動作する Kubernetes ベースのアプリケーションにおける、データの高可用性、セキュリティ、バックアップ、ディザスタ・リカバリを可能にします。カルフール、コムキャスト、GEデジタル、ルフトハンザ、T モバイル、SAIC(サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル)など、グローバル 2000 企業の数十社を含むお客様のコンテナ型データ・サービスの本番環境を支えています。また、Portworxは、Amazon、Google、IBM、VMware などの主要なエンタープライズ・ソフトウェア・ベンダーとの連携を通じて、コンテナ導入を促進させています。Portworx についての詳しい情報は、Web ページおよびブログ記事でご覧いただけます。

本件に関するお問い合わせ
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社
マーケティングマネージャー 吉留
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メディア: pr-japan@purestorage.com

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