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ピュア・ストレージ、Portworx スイート全体への「アズ・ア・サービス」モデルの拡大と次世代版 Portworx Enterprise を発表

次世代の性能と信頼性を備えた環境で、Kubernetes がわずか数秒で大規模に本稼働可能に
ピュア・ストレージ、Portworx スイート全体に「アズ・ア・サービス」モデルを適用

2022年11月7日

世界で最も先進的なデータ・ストレージ・テクノロジーを提供する IT のパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE:PSTG)は、KubeCon North America 2022(米国時間2022年10月24日~28日開催)において、Portworx Enterprise のフルマネージド・サービスを新たに発表しました。これは、コンテナ化されたアプリケーションを扱う全ての開発者に、Kubernetes 対応のデータ・プレーンを提供するものです。新たなフルマネージド・サービスのプラットフォームはPortworx Enterprise 3.0 となり、DevOps チームは、柔軟なスケーラビリティと比類のないデータ可用性を備えた環境で、ミッションクリティカルな Kubernetes アプリケーションを本番運用できるようになります。Amazon EKS、Red Hat OpenShift、その他あらゆる Kubernetes サービス(フルマネージドおよびアップストリームのディストリビューション)で、Portworx スイート全体がフルマネージド・サービスとして利用可能になります。

ピュア・ストレージのクラウド・ネイティブ事業部門 VP 兼ゼネラル・マネージャーのムルリ・ティルマレ(Murli Thirumale)は、次のように述べています。

「Portworx は、一貫したミッションを掲げてきました。プラットフォーム・エンジニアリング・チームを支援し、高速性、簡易性、拡張性を備えた、エンタープライズ・グレードの Kubernetes 対応データ・プラットフォームを社内の開発者に提供できるようにすることです。今回、Kubernetes データ・プラットフォームの No.1 である Portworx プラットフォームのフルマネージド・サービスを開始することになりました。このサービスにより、Kubernetes アプリケーションを本番環境で実行する全ての開発者が、ストレージ・インフラの種類を問わず、クラウド・エクスペリエンスを享受できます」

Pure Storage クラウド・ネイティブ事業部門 VP 兼ゼネラル・マネージャー
ムルリ・ティルマレ(Murli Thirumale)

このフルマネージド・サービスにより、クラウド、オンプレミス・ストレージのいずれの環境においても、Kubernetes データの利用が容易になり、デプロイメントが迅速化します。結果として、DevOps およびプラットフォーム・チームによるコンテナ化アプリケーションの本番運用やスケーリングに要する時間を、数週間・数か月から数秒にまで短縮できます。また、インストールが不要で、利用・管理が容易というエクスペリエンスを、コンテナの専門知識を必要とせず誰でも利用できるようになり、Kubernetes クラスタの Day 0 および Day 2 オペレーションが数クリックで済むほどシンプルになります。

Portworx Enterprise 3.0 のリリースによって、ファイル、ブロック、オブジェクト・ストレージの統合データ・プラットフォームにおけるコンテナ化ワークロードの性能と信頼性がさらに向上しています。

  • 新機能 PX-Fast は、データの高速取り込みを要する Kafka、Elastic、MongoDB といった低レイテンシのデータ・サービスに業界最高レベルの性能を提供するほか、オンライン・トランザクション処理(OLTP)、オンライン分析処理(OLAP)、機械学習(ML)のワークロードにおける高スループットを実現します。Portworx の Kubernetes データ管理プラットフォームのスループット(IOPS)は、高性能な NVMe ベースのインフラに直接書き込む場合とほぼ同等で、基盤部分の性能が 100 万 IOPS を超える比類のない性能を発揮します。PX-Fast により、コンテナ化アプリケーションやデータの処理では、Kubernetes データ・ストレージをローカル・ストレージと同様に扱えるようになります。ビデオ・オンデマンドや VoIP などのアプリケーションから生成されるペタバイト規模のデータを、エラー率ほぼゼロで活用できます。
  • ニアシンク DR(準同期のディザスタ・リカバリ)機能は、Portworx のこれまでの DR 機能を拡張するものです。2 つのクラウド・リージョンまたは地理的に離れたデータ・センターの間で極めて低い RPO の設定が可能になり、エンタープライズが必要とする事業継続性が確保できるようになります。Portworx プラットフォームは、レイテンシが 10 ミリ秒未満の 2 つのメトロエリアのクラスタ間で、常にゼロ RPO、高速 RTO の DR 機能をサポートしてきました。これを実現しているベンダーは他にありません。さらに、ニアシンク DR によって、Portworx プラットフォームにおけるエンド・ツー・エンドの DR ソリューションが強化され、ネットワーク・レイテンシが 10 ミリ秒以上の 2 リージョン間で、RPO 24秒保証、高速 RTO の DR 機能がサポートされます。Portworx プラットフォームの優れた耐障害性と信頼性により、ティア 1 のミッションクリティカルなアプリケーションを確実に、安心して実行できるようになります。
  • オブジェクト・ストレージ・サービス機能は、コンテナ化されたワークロードを実行するためのインターフェースです。これまでのファイル/ブロック・ストレージに加えて、新たなインターフェースとして追加されました。この機能により、ユーザーは、ネイティブの Kubernetes 統合でオブジェクト・ストレージ・バケットを管理・利用できるようになり、クラウドとオンプレミスの S3 ストア全体にわたって一貫したエクスペリエンスを享受できます。

Red Hat 北米パートナー・エコシステム部門 VP を務めるクリス・グレイ(Chris Gray)氏は、次のように述べています。「Red Hat OpenShift は、業界をリードするエンタープライズ対応の Kubernetes プラットフォームです。コンテナ化アプリケーションを、ハイブリッド・クラウド、マルチ・クラウド、エッジの環境全てにわたって迅速に構築、デプロイ、管理、スケーリングするための、一貫性のある基盤を開発者に提供します。Portworx のデータ管理とデータ保護のソリューションにより、本番環境における Red Hat OpenShift ワークロードの主要なユースケースが実行可能になります。Red Hat OpenShift 上で、開発者にストレージ、移行、データ管理を『アズ・ア・サービス』モデルで提供できる単一のプラットフォームを構築したい。そのようなお客様の声は日ごとに高まっています。Portworx by Pure Storage が提供する最新のマネージド・クラウド・サービスは、これに応えます。また、エコシステムのパートナーによる協力体制が、お客様のニーズにより的確に対応するための大きな力になるでしょう」

さらに Portworx は、業界をリードする Kubernetes バックアップ・データ保護サービスである Portworx Backup の Free Forever(無期限・無料)ティアの提供を開始しました。これにより、プラットフォーム・チームは、Portworx Backup のフルマネージド・サービスを機能制限なしで利用開始し、最大 1 TB のデータの保護を無料で行えるようになります。各バックアップ・インスタンスでは、数百におよぶ Kubernetes クラスタの管理が可能です。Portworx Backup フルマネージド・サービスは、数クリックのシンプルな操作で、Kubernetes ワークロードに対するエンタープライズ・グレードのデータ保護サービスを、無期限・無料で提供します。

Portworx Enterprise 3.0 およびフルマネージド・サービスは、2023 年初めに提供を開始する予定です。

関連資料

ピュア・ストレージについて

ピュア・ストレージ(NYSE:PSTG)は、データ・ストレージをいつまでもシンプルにします。ピュア・ストレージが提供するクラウド・エクスペリエンスは、あらゆる組織におけるデータの可能性の最大化および、インフラ基盤の複雑さの解消、管理コストの低減を可能にします。真の「サービスとしてのストレージ(Storage as-a-Service)」を提供するというピュア・ストレージの取り組みにより、お客様は、従来型ワークロード、モダン・アプリケーション、コンテナなど、さまざまなデータニーズの変化に迅速かつ大規模に対応できます。ピュア・ストレージは、お客様における炭素排出量およびエネルギー消費量の削減を可能にする製品やソリューションの設計をはじめとする環境保全活動を通じて、世界中のデータセンターにおける炭素排出量削減に大きく貢献しています。ピュア・ストレージは、NPS 顧客満足度調査において B2B 企業の上位 1% に値する高評価を受けています。ピュア・ストレージについて詳しくは、こちらをご覧ください。

本件に関するお問い合わせ
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 マーケティングマネージャー 吉留
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