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ピュア・ストレージ、ストレージ・アズ・ア・サービスとデータ・レジリエンスの次世代を拓く

エネルギー効率、容量密度、データ損失防止に関する新しい SLA 保証、新しいディザスタ・リカバリ・アズ・ア・サービス(DRaaS)ソリューション、拡張可能な AI 駆動型管理機能を発表

2023 年 10 月 19 日

世界で最も先進的なデータ・ストレージ・テクノロジーを提供する IT のパイオニアであるピュア・ストレージ(NYSE: PSTG)は、Evergreen ポートフォリオの拡充を発表しました。Evergreen//One ストレージ・アズ・ア・サービス(STaaS)および Evergreen//Flex サブスクリプションのサービス内容の一環として、お客さまの電力とラックスペースのコストを負担するという業界初のコミットメントを提供するものです。ピュア・ストレージは、さらに、Evergreen ポートフォリオ全般において、データ移行不要、データ損失ゼロ、電力効率・スペース効率の保証を、柔軟なアップグレードおよび支払いモデルと共に提供します。

ピュア・ストレージはさらに、独自の DRaaS(Disaster Recovery as a Service)ソリューションである Pure Protect //DRaaS、Pure1 管理プラットフォームを介したグローバル企業向けのスケーラブルな AI 駆動型ストレージ・サービスなどをはじめとする、重要な新しいデータ・レジリエンス機能も発表しました。

また、AI 駆動型の Pure1 管理プラットフォームに搭載された独自のデータ・レジリエンス・スコアリングシステムである Pure Protect による消費ベースのディザスタ・リカバリおよび、電力・ラックスペースのコストの払い戻しという新たなコミットメントを含む Evergreen サブスクリプションのアップデートを発表しました。これらの新サービス・新機能は、お客さまにおけるデータ・レジリエンスを保証し、人件費を削減し、サステナビリティ活動を促進させ、比類のない低 TCO を実現する、完全なエンドツーエンドのストレージ戦略を可能にします。

業界における意義

次世代の STaaS

従来の STaaS(Storage as a Service)ベンダーは、真のサービスとは何かを追求することなく、CAPEX ソリューションを OPEX ベースのパッケージとして販売してきました。企業が STaaS に求めるものは、SLA で保証された成果です。すなわち、IT 予算と支出の最適化だけでなく、人件費の最適化、セキュリティ、サステナビリティを備えたアジャイルなインフラの実現が求められています。

ピュア・ストレージは、2015年に Evergreen アーキテクチャの発表によってストレージの所有に革命を起こして以来、ストレージのサブスクリプション・ポートフォリオを拡大してお客さまのニーズに応えてきました。2018年、ピュア・ストレージは、Evergreen//One を発表しました。業界初の真のエンタープライズ STaaS として、独自の SLA および保証付きで提供するものです。2022年、ピュア・ストレージは、ストレージの所有モデルにフリートレベルの消費モデルによる経済的メリットを取り入れた Evergreen//Flex を発表しました。ピュア・ストレージは、絶え間ないイノベーションにより、エンタープライズ企業のためのストレージ・エクスペリエンスの限界を拡大し続けています。

本日の発表は、エンタープライズ STaaS の次の大きな進化を象徴するものです。ピュア・ストレージは、競合製品と比較して、エネルギー消費量と CO2 排出量を最大 85% 削減し、ラックスペースを最大 95% 削減する、市場で最もエネルギー効率の高いテクノロジーを提供しています。今回、お客さまの電力およびラックスペースのコストをピュア・ストレージが負担することを約束し、お客さまにおける TCO の削減と、長期的な効率化目標の達成を支援するという面で、再び市場に大きな変革をもたらします。

データ・レジリエンス

破壊的なランサムウェア攻撃や自然災害の増大により、サステナビリティを脅かすリスクが高まっています。多くの組織がディザスタ・リカバリ(DR)計画の重要性を認識している一方で、現在市場に出回っている DR ソリューションは複雑で高価であり、しかもシステム停止を伴います。同様に、昨今のエネルギー危機、新たな環境規制、サステナビリティ向上に対する意識の高まりを反映し、多くの企業が野心的なネットゼロ目標を設定しています。しかし、一般的なデータセンターにおける電力消費量は、依然として困難な課題となっています。また、デジタル化の規模拡大、データの急増と分散化の進行によって、エンドツーエンドの運用が複雑化し、IT 管理に必要なスキルと予算の不足をさらに深刻なものにしています。

ピュア・ストレージは、今回のアップデートにより、このような業界の重要課題を解決するだけでなく、充実した保証を提供し、顧客中心主義の新たなマイルストーンを刻みます。

注目ポイント

  • 電力およびラックスペースのコストを負担する業界初のコミットメント:ピュア・ストレージは、Evergreen//One Storage as-a-Service(STaaS)および Evergreen//Flex のサブスクリプションを通じて、お客さまにおける STaaS の運用に必要な電力とラックスペースのコストを負担します。ピュア・ストレージは、電気料金の上昇やラックユニットのためのスペースの管理などの課題を緩和することで、シームレスな真のクラウド・エクスペリエンスをオンプレミスで提供するとは何を意味するかを具体的に示しています。支払いは、現金またはサービス・クレジットでの一括前払いで、キロワット毎時(kWh)とラックユニット(RU)の固定レートに、お客さまの地理的位置と契約の規模に応じた設定額を加えた金額となります。
  • 電力とスペース効率の保証:Evergreen//One および Evergreen//Flex をご利用のお客さまは、電力およびラックスペースのコストをピュア・ストレージが負担するというコミットメントの対象となります。一方、Evergreen//Forever サブスクリプションでストレージを所有するお客さまに対しても保証が拡大されます。これにより、ピュア・ストレージのサブスクリプション・ポートフォリオは、エンタープライズ・ストレージ業界で最も革新的な内容となりました。電力・スペース効率の保証により、Evergreen//Forever のお客さまは、電力消費を抑え、より少ないスペースでより多くのデータを保存し、エネルギー・コストを削減できます。ピュア・ストレージはさらに、テビバイト(TiB)あたりの実際のワット数の透過的な測定による正確なレポートの作成を可能にしています。保証された ワット/TiB または TiB/ラックが達成されない場合には、ピュア・ストレージがコストを負担します。エネルギー効率保証は、既に Evergreen//One の SLA で提供されています。
  • 将来のニーズにも対応する新たな保証:Evergreen//One(SLA)、Evergreen//Flex、Evergreen//Forever では、新たに「データ移行不要」と「データ損失ゼロ」の保証が加わりました。アップグレード中も業務が継続できるだけでなく、データ損失のインシデントによる予期せぬコストを低減できます。ピュア・ストレージは、「データ損失ゼロ」保証により、ハードウェアまたはソフトウェア製品に関連するあらゆるインシデントに対して、高度なデータ・リカバリ・サービスを無償で提供し、データを確実に保護します。また、「データ移行不要」保証により、テクノロジーのアップグレードをシームレスに、データ移行を伴わずに提供し、お客さまにおける総合的なリスク・エクスポージャーを軽減し、所有コストおよび電子廃棄物の削減を可能にします。さらに、ピュア・ストレージの Evergreen アーキテクチャにより、機器は 10 年以上の長寿命が保証されています。
  • 柔軟なアップグレードと支払いオプション:ピュア・ストレージは、お客さまの選択肢を拡大すると同時に、大規模なアップグレードの必要性を排除しています。Ever Agile プログラムでは、容量とコントローラの下取りが可能になり、新品のコントローラが最大 20% 引きの価格で提供されます。さらに、容量統合プログラムでは、下取りクレジットが容量の最大 50% にまで拡大されました。Evergreen//Forever によるアップデートでは、性能、密度、エネルギー効率に関する最新のイノベーションをお客さまのニーズにあわせて柔軟に提供します。さらに、Evergreen//One の STaaS の支払いオプションの拡張により、お客さまにおける Evergreen//One の柔軟な調達とデプロイメントを可能にしています。
  • データ・レジリエンスを保証:ピュア・ストレージは、ゼロベースで構築された多層のデータ保護機能による完全なデータ・レジリエンス戦略を提供し、あらゆる企業における最大限のデータ保護を可能にしています。Evergreen アーキテクチャに組み込まれている ActiveDR、ActiveCluster、SafeMode スナップショットなどのデータ保護基盤に加えて、高度なデータ・レジリエンス機能を提供し、高信頼性運用と、新たなディザスタ・リカバリ・サービスを可能にしています。
    • Pure Protect//DRaaS は、新しい消費ベースの DRaaS(Disaster Recovery as-a-Service)ソリューションです。災害やサイバー障害発生時の複雑さ、コスト、復旧までの時間、ビジネスの中断を大幅に低減します。お客さまは、オンプレミスの vSphere データのクリーンなコピーを、ネイティブな AWS EC2 環境にリカバリするための、リストア・ポイントを複数持つクリーンな環境を利用できるようになりました。基盤となるストレージ・インフラの種類は問わず、また、調査が必要なデータセンターは隔離された状態を維持します。
    • データ・レジリエンス・スコアは、Pure1 データ保護アセスメントの一環として、ピュア・ストレージと、業界をリードするパートナーのデータ保護/バックアップ・テクノロジーの活用状況の透明性を確保することで、ピュア・ストレージの運用の信頼性を高め、リーディング・プラクティスに照らしたフリート構成全体の評価を可能にします。
    • データ損失ゼロ保証は、Evergreen のポートフォリオ全体において、ピュア・ストレージのハードウェアやソフトウェアの問題によってお客さまのデータが失われることがないという安心を提供します。万が一データの破損が発生した場合に、ピュア・ストレージは、ハードウェアまたはソフトウェア製品が関わるインシデントに対して、高度なデータ・リカバリ・サービスを無料で提供し、データ保護を保証します。
  • サービス・エクスペリエンスをあらゆる面で拡充:AI 駆動型の資産・ライフサイクル管理サービスとポリシーベースの自動化により、場所・規模を問わず、お客さまはオペレーショナル・エクセレンスを達成できます。
    • アセットと系譜の管理は、お客さまとピュア・ストレージの連携を通じた、ストレージ運用管理の人件費の最適化を可能にします。お客さまが Evergreen のアセット、契約、サブスクリプション、ライフサイクル管理するために必要な情報の透明性を高め、容量、エネルギー、ラックスペースの使用状況を可視化しています。さらに、お客さまは、ソフトウェアの更新、移行、拡張、契約更新など、各アセットやサブスクリプションが時間の経過とともにどのように進化してきたかを確認できます。また、EOL、アップグレード、契約満了など、今後のライフサイクル・イベントに関する情報も得られます。
    • サブスクリプション・ライフサイクルの管理を支援するサブスクリプション・ビューアにより、サブスクリプションに関して注意が必要なケースや更新のタイミングの把握や、リザーブ・コミット対オンデマンド消費を最適化するための実用的なアラートによる容量利用率の予測追跡が可能になりました。新しいサービス・レベル・インジケータによって、ピュア・ストレージが性能と効率の SLA をどの程度満たしているかを追跡できます。また、将来のニーズに備えたプランニングや、アプリ内のワークフローを利用した見積もり依頼も可能です。新しい Pure1 Marketplace では、簡素化されたサブスクリプションのショッピング・エクスペリエンスも提供しています。パートナーは、API および、ライフサイクルイベント(EOL、更新)の早期通知を通じてこれらの機能を利用し、お客さまにシームレスな調達エクスペリエンスを提供できます。
    • ポリシー駆動型アップグレードは、憶測による Purity リリースの選択を不要にし、フリート管理をシンプルにします。お客さまは、自組織の目標に基づいて、サポートされたセキュアなストレージ環境の維持と、最適な頻度のアップグレードを両立できます。
    • Pure1 モバイル・アプリを利用することで、お客さまは、インサイトやアラートの取得、ケースの管理、ピュア・ストレージからの最新情報やニュースなど、必要な情報にどこからでもアクセスできます。

エグゼクティブの声

 

「ピュア・ストレージは、現状に甘んじることなく、エンタープライズ向けストレージ・アズ・ア・サービスの改良を継続しています。今回発表した Evergreen ポートフォリオの拡大と、新たなデータ・レジリエンス・サービスにより、ピュアは再び業界初の保証とAI駆動型サービスを提供し、お客さまにおける問題解決を支援します。企業がリソースとエネルギーの効率を最大化し、災害からデータを保護する必要に迫られるなか、ピュアは、シンプルでスマートなサービス・プラットフォームを通じて、比類のない高度なレジリエンスと効率性を提供します」

ピュア・ストレージ デジタル・エクスペリエンス事業部門ゼネラル・マネージャー
プラカシュ・ダルジ

「今日、ビジネスの成功は環境への責任と密接に関係しています。電力とラックスペースのコストをピュア・ストレージが負担するというコミットメントの導入は、時代遅れのエンタープライズ・ストレージ市場におけるイノベーションの限界を押し広げます。Evergreen の拡充は、ESG、ネットゼロという重大目標の達成をめざす企業にとってのインセンティブとなると同時に、データ損失対策による安心感を提供し、インパクトのあるビジネス成果を生み出します」
Enterprise Strategy Group(ESG) プラクティス・ディレクター スコット・シンクレア氏

ピュア・ストレージについて

ピュア・ストレージ(NYSE:PSTG)は、データ・ストレージをいつまでもシンプルにします。ピュア・ストレージが提供するクラウド・エクスペリエンスは、あらゆる組織におけるデータの可能性の最大化および、インフラ基盤の複雑さの解消、管理コストの低減を可能にします。真の「サービスとしてのストレージ(Storage as-a-Service)」を提供するというピュア・ストレージの取り組みにより、お客様は、従来型ワークロード、モダン・アプリケーション、コンテナなど、さまざまなデータニーズの変化に迅速かつ大規模に対応できます。ピュア・ストレージは、お客さまにおける炭素排出量およびエネルギー消費量の削減を可能にする製品やソリューションの設計をはじめとする環境保全活動を通じて、世界中のデータセンターにおける炭素排出量削減に大きく貢献しています。ピュア・ストレージは、NPS 顧客満足度調査において B2B 企業の上位 1% に入る高評価を受けています。ピュア・ストレージについて詳しくはこちらをご覧ください。

Pure Storage、「P」のロゴ、Evergreen、Evergreen//One、Evergreen//Flex、Evergreen//Forever、Pure Protect、Pure1、ActiveDR、ActiveCluster、SafeMode は、米国およびその他の国におけるPure Storage, Inc. の商標または登録商標です。また、https://www.purestorage.com/legal/productenduserinfo.html に掲載されているピュア・ストレージの商標リストにあるマークは、Pure Storage, Inc. の登録商標です。このプレスリリースの全ての商標または名称は、それぞれの権利者に帰属します。

本件に関するお問い合わせ
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社
マーケティング・ディレクター 能戸
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ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社

〒100-0014 東京都千代田区永田町 2 丁目 10-3 東急キャピトルタワー 12 階

 

一般: info-japan@purestorage.com

メディア: pr-japan@purestorage.com

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